2006 / 03
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今日は下の子の保育園最後の日。
上の子のときには、それなりに感慨はあったものの、まだ下の子がいて明日からも園に来るから、それほど胸に迫るものはなかった。
でも今回は、保育園の送迎もこれでおしまい。卒園式では辛うじて泣かなかったのに(まだしばらく保育園に通うからね)、今日はいよいよ最後と思うと、園長先生や担任の先生にご挨拶していたら涙が出てきて困った・・・。小さい頃保育園で毎朝のように「おかあさんがいいー」と泣かれたこと、お迎えに行くと先生にいろいろ言われたこと(おもらし、泣き虫、友達とのトラブル、行儀、生活ルール)、保育園で熱性ケイレンを連発し大騒ぎになったこと、いろんなことが脳裏に蘇った。。。

ようやくあんよができるようになった1歳から保育園に預け、ことばもトイレや食事、服をたたむなどの生活のしつけもほとんど全部保育園でしていただいた。保育園に育てていただいたようなものである。天気の悪い日は下の子を抱っこし上の子の手を引いて、二人分のシーツと大量の着替えや紙おむつをいれた大きな荷物に自分の通勤かばんを持っての送り迎えは、我ながら良く頑張ったと誉めてあげたい。今からもう一度やれと言われても、とてもできない。
本人は、お友達と名残を惜しむでもなく、至ってケロっとしていた。23人のクラスから同じ小学校に行くのはたった4人。比較的近所に住んでいるとはいえ、ほかの小学校の子とはなかなか会えなくなるだろう。

しっかりもので慎重派のお姉ちゃんと違って、考えるより先に体が動いてしまう弟は、道路を歩くにも常に普通に歩かず駆け出したりジャンプしたりあちこち覗いてみたり落ちているものを何でも拾ってみたり、気をつけてねと口をすっぱくしていっても馬耳東風。明日からは学童さんだが、母の心配は増すばかり・・・。(MF)

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社会文化アニマシオンという言葉がある。

 1950年代以降の高度経済成長に伴い、人間的生活を歪める危機的状況が生じたことに対して、人間本来の主体性と創造的な内的活力を活性化させる方法理念として、フランスに登場した。

 アニマシオンという概念は、魂(精神)をワクワクさせながら自由にのびやかに、活き活きとした生活を築きあげていくこと。

 マンガのアニメーションと同じ言葉で、1枚の絵を連続してパラパラめくると、まるで動いているかのように見え、生命力がそこに生まれる。

 社会文化アニマシオンが登場した背景には、国の繁栄と同時に人としての幸福感が薄れ、大事なものを見失ってしまうかのような危機を人々が感じたからであろう。

 魂がワクワクするような気持ちや将来への希望があれば、少しくらいの事は我慢できるし、ほんの少しのことにも幸福を感じる事が出来る。

 でも、今の日本社会は豊かでモノが溢れていて、幸福を感じにくい。
本当に豊かで幸福な社会と言うのは、人々の心にアニマシオンがある事ではないだろうか。

 心の琴線に触れるような体験が、魂を活き活きとさせ、明日への希望を膨らませ、人生を楽しいものにしてくれるはずである。

 そのための感受性を小さいうちから身につけていなければ、いくら良い音楽を聴いても感動しないだろうし、人間的なエネルギーを感じる事も無いかもしれない。

 世の中、人と人とのかかわりの中で生きているのだから、ワクワクしながら楽しく幸福を感じて生きていたいと思う。

 わが娘は、オーケストラのメンバーとして皆と音楽する幸せを感じ、演奏する事をワクワク楽しんでいる。アマチュアオケ、最高!(CP)



子どもたちと芸術家の出会う街2006@東京芸術劇場 に子連れで行ってきたので感想など。

指揮>渡邊一正  <司会と歌>江原陽子
<独奏>礒絵里子(ヴァイオリン)、松井久子(ハープ)、勝山雅世 (オルガン)
<バレエ>スターダンサーズ・バレエ団

【第1部】オーケストラでヨーロッパを旅しよう
R.シュトラウス:交響詩《ツアラトゥストラかく語りき》より

やっぱり冒頭だけか・・・・。まあ子供向けだから仕方なし・・・
出だしのパイプオルガンの低音Cは生演奏で聞くと背筋を逆撫でされるような感覚がある。超低周波域の音なので耳に聴こえるというより、下腹のあたりになにやら響く感じで健康には悪そうなのだが、私は結構好きだったりする。
最後に残るパイプオルガンの和音の残響は素晴らしい。

ヘンデル:水上の音楽より
ラヴェル:ツィガーヌ
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン

ツィガーヌとツィゴイネルワイゼン、ヴァイオリン好きな大人にはたまらない曲なれど、なにせ同じような傾向の曲で、2曲続けては子供にとってはきつかったようで・・・子どもたちは大あくび(^^;)
特にツィガーヌは、我が家の子どもたちは耳慣れた曲であったはずだけど、席が遠かった(2階席右後方、一応A席)せいか、いまひとつソリストの迫力が伝わってこなかったなあ。。。
いずれも超絶技巧の曲なので、もっと近くでソリストが良く見えて、弦と弓のぶつかる音まで聞こえるような席であれば、子供もきっと「おおーっ!!」と思ったのだろう。なにせチケット買うの出遅れて、こんな席しかなかったのだよ・・・

先日、某高級輸入ピアノショップの店内で若手の駆け出しのピアニストのコンサートを、最前列で聴く機会があった。磯さんのような著名な人ではなかったが、ピアニストがピアニシモで息をひそめたりフォルテシモを出すために大きく息を吸ったりするのが分かるほど間近で聴く生演奏は、やはり子供にも衝撃的であったようで、ベートーヴェン、リスト、ショパン、ムソルグスキーと続くハードなプログラムを集中して聞いていたのを思うと、やはり子供に生演奏はできるだけ近くで「体験」させてあげたいなと思った。超一流の演奏家のコンサートでも、3階席から豆粒のように見えるだけでは、大人はそこに注意を集中して鑑賞することができても、子供には無理だろう。

J.S.バッハ:トッカータとフーガ(オルガン独奏)
国会で調達方法や維持費用、構造上の欠陥が問題になった「有名な」パイプオルガン。鍵盤が恐ろしく重いとか・・・2階席で聞いている分には、その辺の事情は良く分からない。一昨年に新聞報道で取り上げられてからその後、改良はされたのだろうか?
なんだかんだ言っても生パイプオルガンは、耳よりも体に響いてくる。これはCDでは得られない体感。さすが約4億円の響き・・?


ロッシーニ:《ウィリアム・テル》序曲
【第2部】バレエ&オーケストラ
チャイコフスキー:バレエ《白鳥の湖》(日本フィル版)

オケピットではなくステージ上にオケがいたので迫力ある音で音楽が聞けて良かった。バレエも素敵だった。
フィギュアスケートでも思うのだが、最近の日本人は西洋人に引けを取らないほどスタイルが良くなってきているので、昔のように「すごくうまいんだけど、、なんだかね、、、」と言うことはあまりない。
椅子から腰を浮かせて弾きまくるコンサートマスターのソロも美しかった。
ただ、ロットバルトはいつの間にやっつけられたのか良く分からなかった。気がついたら気分悪そうによろよろして、舞台袖に消えてしまった・・・(^^;)


【第3部】会場といっしょに
芥川也寸志:ドレミファソラシド ~楽器をもってみんな集合
〔みんなで歌おう〕翼をください/気球に乗ってどこまでも

ドレミファソラシドは、好きな楽器を持ってきてドレミファソラシドをオケと一緒に鳴らしてみようと言うもの。
ステージのオケの音が良く聞こえず、すぐ近くで吹いていた音大生のチューバの音ばっかり良く聞こえて、オケと一体感を味わう効果は薄かったかなあ。。。
子供は手ぶらだったのでボーっとしていた。鍵盤ハーモニカでも持ってくればよかった。私は口笛で参戦。

「みんなで歌おう」小学校低学年、幼児が多かったので、一緒に歌えたのは親が中心。
やっぱり、この手の企画は難しい。今、日本人の多くが知ってて、歌える曲って何なんだろう?トゥーランドット?(笑)


《楽器で遊ぼう!》
オーケストラ公演開演前と休憩時間に大ホールロビーでヴァイオリン、チェロ、トランペット、トロンボーン、フルートの楽器体験。要はヤマハの宣伝か。ものすごい行列で断念。。。。 (MF)


「音楽教育と脳」について 《その2》
 確かに、音楽教室に通う子どもの家庭的環境を見ると、親がピアノなどの経験が多く、経済的にもある程度豊かで教育熱心である事がわかります。
 
 これまでにも、数多くの研究が家庭環境のいろいろな側面と子どもの音楽能力との関係を調べる為に行われています。
 音楽的な刺激がある家庭環境の子どもは、音高や旋律の弁別、リズム能力、歌唱力等が一般的に良い成績を示しています。
 
 Valentine(1962)の研究は、私立小学校の子ども達が公立小学校の子ども達よりも音楽的文化変容の大きいことを明らかにしています。すなわち、社会的な地位は、一般知能検査の得点や家庭の音楽的な背景と正に関連しているのだそうです。
 でも、この研究が行われた時代背景と今日では差が大きく、現代ではテレビなどを通して子どもが音楽に触れる状況が非常に多いので、そのような違いはあまり意味がないかもしれません。
 しかし積極的に音楽教室に通わせたりする家庭環境の子ども達が、音楽能力が優れているという報告は、今日でも良く見られます。
 
 ドン・キャンベルは『脳と音楽の結びつきーどのように知能は向上していくかー』というくだりで、『7歳から9歳にかけて神経が一挙に統合されるが、就学前に音楽をたくさん聴いた子どもは、この神経の符号化の段階がその後の人生全体をいっそう深く支えてくれるのだ』と述べています。
 
 思考能力や言語能力の獲得に音楽が果たす役割が重要であり、その後の知能の発達に影響を与えると言う事を示唆しています。しかし、だからといって音楽だけが重要であるという事にはなりませんよね。(スポーツや英会話教室に通っている子ども達の知能の発達は、音楽教室に通う子どもと比べてどうなのかという研究は目にしたことがありませんが、確かに音楽家の脳と一般人の脳の発達のしかたが違うという研究はあります。)
 
 むしろ注目すべきは、私の調査研究で分かった事ですが、音楽経験のある親もない親も、音楽教室に子どもを通わせている親もそうでない親も、子どもを連れてクラシックを聴けるコンサートに行きたい、と考えている割合が高いことです。

 子どもに音楽に親しめるようになって欲しいと思っている親たちは、音楽を通じて社会性や共感性を育み、他人とのコミュニケーションをとれるようになって欲しいと考えているのです。その選択肢の一つとして、子どもでも聴けるクラシック音楽のコンサートを求めているのです。(脳の発達に良いから、という考えだけではない)


 『小さい子どもにクラシック音楽なんか理解できるはずがない』という意見も有りますが、『理解する』のではなく無条件に『感じる』ことが出来るのは子どもであり、この時期に生演奏に触れる機会を多く持つ事は、その後の音楽を聴く態度が身に付くことになるのではないでしょうか。


 ・・・いろいろ考えてみても、音楽は知能を高める為のものではなく、楽しむもの。味わうもの。感じるもの。
 豊かな聴き方をする事が、精神を落ち着かせ、頭を整頓し、活力を生むことにつながると思います。(親にとっても子どもにとっても)
 
 私は、子どもたちには、人が演奏する音楽に耳を傾け、同じ空間を感じ、上質な音楽を味わうことが出来るようになって欲しいと思い、その為にはどのようにあるべきか、を日々考えています。(CP)


音楽のレッスンが脳に与える効果や、音楽家に顕著に見られる脳の特徴が音楽と関係ない働きにも影響しているかといったことについて、脳神経学的に調査が進んでいるらしい。
米国神経科学学会の記事「音楽教育と脳」

音楽のレッスンが脳神経回路を強化するというのは科学的データがあるんだそうで、
・音と言語の認知を司る脳の聴覚皮質の反応は音楽愛好者の方が優れている
・音楽を学んだ大人は、そうでない大人に比べて言葉の記憶力で優れている
・音楽教育を受けている子供は認知能力に優れている
・ピアノを6ヶ月習った未就学児はそうでない子よりパズルの成績が良い
・ピアノを習っている2年生は算数、分数、割合、対称、グラフ、代数のスコアが高かった
・モーツァルトを聴かせたラットは迷路をよりすばやく通り抜けることができた

などの例が報告されているらしい。

でも、これらの結果は、
・音楽以外のレッスン、たとえばスポーツ、外国語、バレエ、絵画工作、将棋や囲碁、習字、そろばん、等々のレッスンと比較してどうなのか?
・音楽のレッスンを受けている人はそうでない人に比べて世帯収入や家庭環境、教育環境などで恵まれていたのではないか?つまり、他の要素が関係していないか?
 (日々精一杯の暮らしをしている家は子供をピアノのレッスンに行かせることはできないであろう)
などということを果たして考慮しているのか、素朴に疑問である。

なんと、音楽家はそうでない大人に比べて脳の特定の部位(大脳皮質運動関連領野の一次運動野、小脳、左右の脳をつなぐ領域である脳梁、)が大きいそうで。。。。まあこれも個人差があるだろうけど。

とはいっても、何かの専門家であれば脳のそれに関した部分が発達するであろうし、音楽に限ったことではないはず。また、脳の組織の物理的な大きさが知能に影響するのであれば、クジラは人間より頭がいいことになってしまうし。動物の例で見ても、必ずしも脳の重さの体重比が高いほうが知能が高いわけではないようで。難しい・・・・。(MF)

ジェファソンは独立宣言の起草中、行き詰るとヴァイオリンを弾いてふさわしい言葉を考えたという。アインシュタインも難問を考えるときによくバイオリンを弾いたらしい。

心臓の鼓動、歩く歩調、呼吸の速さなど、人体にはもともとリズムが含まれているので、リズムに人体が何らかの反応をするというのは実感として理解できる。

靴紐が結べなかった自閉症の子供が、靴紐の結び方を歌にしてリズムを付けて教えたところすぐに結べるようになったとか。
古代ギリシャの叙事詩や、日本でも琵琶法師が平家物語や源氏物語などの長大な物語に節をつけて語り聞かせたように、歌にすると覚えやすくなるのは誰でも経験があって、子供に九九を覚えさせるにも、今は「九九ソング」なるものがある。これが効果絶大であるのは、うちの子でも経験済み。

バロック音楽やモーツァルトの音楽に多い毎分約60拍のリズムが脳活性化には最適らしい。学習中に音楽を流すことで、学習が左脳を活性化させ、音楽を聴くことが右脳を活性化させ、その相乗効果により学習能力が向上するという。ヘンデルの「水上の音楽」のような毎分約60拍のバロック音楽を聴きながら学習すると学習効率が上がったとの研究もある。

バロック音楽はそのテンポに合うように体をリラックスさせ、心拍数や血圧を下げるので集中力が高まるそうだ。音楽は脳波の振幅と周波数に影響を与えることが実際に測定されているらしい。ゆっくりの曲を聴くと心拍数や呼吸数、血圧が低下する一方、早い曲を聴くとその逆の効果をもたらすそうだ。

一昔前にアヴェマリアやパッヘルベルのカノンのようなアダージョの音楽ばかりを集めたCDが流行したが、スーザのマーチを聴くよりは確かに落ち着くわけで、わかりやすい例で言えば、運動会でおなじみのオッフェンバックの「天国と地獄」などはクラシックとはいえヒーリング効果や学習効果は期待薄なのではないかと思う。
#体のリズムが曲と同期して、早く走れる効果はあるのかな・・・?

バロックや古典派音楽に見られる秩序(繰り返しやリズムパターン、音高や曲想のコントラスト)もまた体と心に良い効果をもたらすそうだ。
でもこれも過ぎたるは及ばざるが如しで、スティーブ・ライヒのようなミニマムミュージックは、かえって逆効果という説もあって、知らない人が聞いたらCD壊れちゃったと勘違いしかねないような繰り返しはよろしくないようである。

つまりは、Mozart効果は、モーツァルトに限られるのではなく、ある一定の特性を持った音楽が学習や癒しの効果を持っていて、モーツァルトの曲にはそういう曲が多いということらしい。

もちろん他の作曲家でも、クラシック以外のジャンルの曲でも、その特性に当てはまっていれば効果はあるんだろうし、クラシックに分類される曲でもその特性に当てはまらないものもあるってことかな。。。。。(MF)


<参考> Laurence O'Donnell 1999
(http://users.characterlink.net/odonnell/report.html)




123コンサート

第23回123コンサート



出張コンサート

•2015年3月20日 江東区 亀高保育園
•2015年5月23日 港区子育て施設 あい・ぽーと
◎保育園、幼稚園、児童館、高齢者施設、病院、各種施設等への出張コンサート承ります。お気軽にメールでご相談ください。

シュピーレンの会

  • Author:シュピーレンの会
  • シュピーレンの会は、大田区を中心に活動する音楽団体です。

    ♪赤ちゃんから高齢者まで、誰でも楽しんでいただけるよう、絵本の読み聞かせと生演奏を組み合わせた「音楽絵本」、リトミック、聴衆との対話形式など工夫を凝らした演奏活動をしています。出張演奏のご依頼も対応しています。 お問い合わせはこちら

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